Midjourney商用利用で失敗しない方法|法人が選ぶべきプランと著作権対策

「Midjourneyを法人で商用利用したいけど、料金プランはどれを選べばいい?」「著作権リスクは大丈夫?」「年商100万ドル超の企業には制限があるって本当?」──AI画像生成ツールのMidjourneyをビジネスで活用したいと考える企業が増える一方で、こうした疑問や不安を抱える担当者は少なくありません。
実際、Midjourneyは全有料プランで商用利用が可能ですが、年商100万ドル超の企業にはProプラン以上が義務付けられており、2025年6月にはディズニーやユニバーサルが著作権侵害で提訴するという重大な事例も発生しています。つまり、適切な知識なしに導入すると、法的リスクやコストの無駄が生じる可能性があるのです。
本記事ではMidjourneyの法人向け料金プラン比較、年商基準による利用制限、ステルスモードによる機密保護、著作権侵害を防ぐ5つの対策、実際のビジネス活用事例、導入手順、GPU時間の効率的な使い方まで、法人がMidjourneyを安全かつ効果的に活用するために必要な情報を網羅的に解説します。
- Midjourneyの法人向け料金プラン比較
- ステルスモードの活用法
- 著作権リスクと5つの安全対策
- 実際の企業活用事例
- 導入手順とコスト削減のコツ
Midjourneyは法人でも商用利用できる?基本ルールを確認

Midjourneyは法人での商用利用に対応していますが、無料プランは2023年3月に廃止されており、有料プランへの加入が必須となります。
さらに企業の年商規模によっては、選択できるプランに制限がかかるため、契約前に自社の条件を確認しておくことが重要です。
有料プランに加入すれば商用利用が可能
Midjourneyでは、Basic・Standard・Pro・Megaの全4つの有料プランで商用利用が認められています。2023年3月以降、無料プランは廃止されており、現在は月額10ドルからの有料プラン契約が必要です。
有料プラン加入者は、生成した画像を広告素材、ECサイト、印刷物、Webコンテンツなどビジネス目的で自由に使えます。この柔軟性により、デザイン制作コストを大幅に削減できるでしょう。
年商100万ドル超の企業はProプラン以上が必須
年間総収益が100万米ドル(約1億5,000万円)を超える企業は、商用利用にProプランまたはMegaプランへの加入が義務付けられています。Midjourneyの利用規約には、「年間総収益100万ドルを超える会社の従業員またはオーナーが雇用主に代わってサービスを使用する場合、ProまたはMegaメンバーシップの購入が必要」と明記されています。
この基準に該当する企業がBasicやStandardプランで商用利用すると規約違反となり、アカウント停止のリスクがあります。年商基準は企業規模ではなく売上高で判断されるため、中小企業でも該当する可能性がある点に注意してください。
解約後も生成した画像の権利は維持される
有料プラン加入中に生成した画像の著作権は利用者に帰属し、プラン解約後も継続的に商用利用できます。つまり、契約期間中に作成した素材は、解約後も自社の資産として活用し続けられます。
ただし、この権利は有料プラン加入中に生成した画像のみに適用されるため、解約後に新規生成はできません。長期的な素材活用を見据えるなら、契約期間中に必要な画像をストックしておくと良いでしょう。
ReAlice株式会社 AIコンサルタントMidjourneyは法人でも商用利用できますが、前提として有料プラン契約が必要です。
特に年商100万ドル超の場合、ProまたはMegaが条件になるため、契約前に自社の売上基準を確認しておくと安全です。
Midjourney法人向けプランの料金比較
Midjourneyの料金プランは、月間の画像生成枚数や利用頻度によって4段階に分かれています。
年額契約を選択すると月額換算で20%割引が適用されるため、継続利用を前提とする法人には年額契約がおすすめです。
4つの料金プランと機能の違い


2026年1月時点のMidjourney料金プランは、Basic(月額10ドル)、Standard(月額30ドル)、Pro(月額60ドル)、Mega(月額120ドル)の4種類です。各プランの主な違いは、高速生成に使えるGPU時間、無制限生成(Relaxモード)の有無、ステルスモード機能の利用可否にあります。
年額契約では、Basicが月額8ドル、Standardが月額24ドル、Proが月額48ドル、Megaが月額96ドルとなり、全プランで20%の割引が適用されます。プラン選びでは、月間の必要生成枚数と機密保持の必要性を軸に判断すると良いでしょう。
Basicプラン(月額10ドル)|小規模な素材作成向け
Basicプランは、月額10ドル(年額契約時は月額8ドル)で、Fast GPU時間が月3.3時間利用できます。これは約200枚の画像生成に相当し、SNS投稿用の画像を週1回程度作成する小規模事業者や、Midjourneyを試験的に導入したい企業に適しています。
ただし、Relaxモード(無制限生成)とステルスモード機能は利用できないため、継続的な素材制作や機密保持が必要な法人には向きません。本格的なビジネス活用には不足を感じるケースが多いでしょう。
Standardプラン(月額30ドル)|継続的な画像生成に対応
Standardプランは、月額30ドル(年額契約時は月額24ドル)で、Fast GPU時間が月15時間利用できます。これは約900枚の画像生成に相当し、定期的な素材制作が必要な中小企業に最適です。さらに、このプランからはRelaxモード(無制限生成)が利用でき、GPU時間を使い切っても低速で画像生成を継続できます。
しかし、ステルスモードは利用できないため、プロンプトと生成画像が他ユーザーに公開される点は理解しておく必要があります。競合対策が不要で、コストを抑えたい企業にとってはバランスの良い選択肢といえます。
Proプラン(月額60ドル)|法人利用で最もおすすめ
Proプランは、月額60ドル(年額契約時は月額48ドル)で、Fast GPU時間が月30時間、約1,800枚の画像生成が可能です。最大の特徴は、生成画像とプロンプトを他ユーザーから非公開にできる「ステルスモード」が使える点にあります。
年商100万ドル超の企業の商用利用にも対応しており、機密情報の保護が重要な法人には必須のプランです。AIコンサルタントとしての実務経験から、法人利用においてはProプランの選択が最も安全で効率的と考えます。
Megaプラン(月額120ドル)|大量の画像生成が必要な企業向け
Megaプランは、月額120ドル(年額契約時は月額96ドル)で、Fast GPU時間が月60時間、約3,600枚の画像生成に対応します。デザイン会社や広告代理店など、毎日大量の素材を制作する企業に適したプランです。Proプランと同様にステルスモードが利用でき、大規模法人の商用利用にも対応しています。
ただし、GPU時間が不足する場合は追加購入も可能なため、Proプランで始めて様子を見るのも一つの戦略でしょう。
年額契約で20%お得になる支払い方法
年額契約を選択すると、全プランで月額換算20%の割引が適用されます。例えば、Proプランの場合、月額契約では年間720ドルですが、年額契約では576ドルとなり、年間144ドル(約2万円)の節約が可能です。
初めてMidjourneyを試す場合は月額プランで使用感を確認し、継続利用が決まったら年額契約に変更するアプローチが賢明です。プラン変更はいつでも可能で、残期間分が調整されて請求されます。



料金はBasic〜Megaの4段階で、生成量の目安は主にFast GPU時間とRelax(無制限生成)の有無で変わります。
継続利用が前提なら年額契約の20%割引が効くため、コスト設計が読みやすくなります。
Midjourneyのステルスモードとは?
料金プランの次に法人が確認すべきは、機密保護機能の有無です。
ステルスモードは、生成した画像とプロンプトを他のユーザーから非公開にする機能で、競合対策や情報漏洩防止に役立ちます。
Proプラン以上で使える非公開設定の仕組み
ステルスモードは、ProプランとMegaプランの利用者のみが使える機能です。Discordで「/stealth」コマンドを入力するだけで有効化でき、以降の生成画像とプロンプトがMidjourneyの公開ギャラリーに表示されなくなります。
解除する場合は「/public」コマンドを入力すれば、通常の公開モードに戻せます。操作は非常にシンプルで、技術的な知識がなくても簡単に設定できるでしょう。
プロンプトと生成画像を他ユーザーから見えなくする
ステルスモード有効化後は、生成した画像やプロンプトがMidjourney公式サイトの公開ギャラリーやプロフィールに掲載されず、他ユーザーから閲覧やコピーができなくなります。
通常モードでは、全ユーザーの生成物が公開ギャラリーに表示され、プロンプトも含めて誰でも閲覧できる仕組みになっています。法人がマーケティング戦略や製品デザインに関わる画像を生成する場合、ステルスモードの活用は必須といえるでしょう。
競合対策や情報漏洩防止に役立つ3つの理由
- 新製品や広告キャンペーンの企画段階で使用するビジュアルが競合に漏れるリスクを防げる
- プロンプトに含まれる戦略的なキーワードや表現手法が外部に公開されず、企業独自のノウハウを保護できる
- クライアント案件で生成した画像が無断で二次利用される可能性を低減できる
企画段階の素材が公開されると、アイデアを先取りされる可能性があるため、非公開化は極めて重要です。プロンプトは企業の創造的資産であり、その保護は競争優位性の維持につながります。
広告代理店やデザイン会社にとって、この機能は顧客との信頼関係を守る重要な要素となるでしょう。
ステルスモードでも完全非公開ではない点に注意


ステルスモードは、Midjourney公式サイト内での非公開化に限定されており、完全な秘匿性を保証するものではありません。生成画像のメタデータはMidjourney側に記録されており、同社の管理者は閲覧可能です。また、Discordの公開チャンネルで生成した画像は参加者に表示されます。完全な非公開にはWeb版やDMの利用が必要です。
機密性の高い案件では、ステルスモードに加えて、社内のアクセス制限やバックアップ管理などの二重の保護策を講じることを推奨します。AIコンサルタントの立場から言えば、技術的な保護と組織的な運用ルールの両輪で対策することが、真の情報セキュリティにつながります。



ステルスモードは、生成画像とプロンプトを公開ギャラリーに出さないための非公開設定です。
有効化はDiscordのコマンドで切り替えられ、運用上の手間が少ないのが特徴です。
Midjourneyの著作権リスク|ディズニーとユニバーサルの訴訟事例
ステルスモードで情報漏洩は防げますが、より深刻なのが著作権侵害リスクです。2025年6月、DisneyとUniversalがMidjourneyを著作権侵害で提訴し、AI画像生成サービスの法的リスクが表面化しました。
この訴訟は、法人がMidjourneyを利用する際に注意すべき著作権問題の重要な先例といえます。
2025年6月に大手6社が著作権侵害で提訴
2025年6月11日、The Walt Disney Company、Universal City Studios Productions LLLP、DreamWorks Animation L.L.C.を含む大手エンターテインメント企業6社が、Midjourneyをカリフォルニア州中央地区連邦地裁に提訴しました。
訴状では、Midjourneyを「盗作の底なし沼」「著作権タダ乗り業者」と痛烈に批判し、損害賠償と著作権侵害行為の差止を求めています。原告側は、著作物ごとに最大15万ドルの法定損害賠償を請求しており、Midjourneyの年間収益3億ドルに対して、極めて大きな影響を与える可能性があります。


この訴訟の結果次第では、Midjourneyユーザーである法人も連帯責任を問われるリスクがあるため、注意深く動向を見守る必要があるでしょう。
既存キャラクターに似た画像を生成するリスク
訴状では、Midjourneyが「ヨーダ」などの著作権で保護されたキャラクター名をプロンプトに入力すると、即座にそのキャラクターに酷似した画像を生成する事例が具体的に指摘されています。
原告側は、Midjourneyを「ディズニーとユニバーサルの著作物の無許可コピーを際限なく生成する自動販売機」と表現し、既存キャラクターの無断複製が常態化していると主張しています。さらに、Midjourneyが著作権保護のための適切な技術的措置を講じていない点が問題視されています。
この点は、Midjourneyが技術的に著作権侵害を防げるにもかかわらず、それを怠っているという指摘であり、訴訟の争点となっています。
プロンプトに有名キャラクター名を使うと危険な理由
Midjourneyが学習データに著作権で保護された画像を無断使用していた場合、ユーザーが有名キャラクター名をプロンプトに含めて生成した画像は、著作権侵害とみなされるリスクがあります。
原告側は、Midjourneyがマーケティングや宣伝に著作権で保護されたキャラクターのコピーを使用していると指摘しており、AIで作られた画像であっても著作権侵害に変わりはなく、従来のコンテンツ制作者と同じ基準に従うべきだと強調しています。
法人がMidjourneyで生成した画像を商用利用する際、この訴訟の結果次第では法的責任を問われる可能性も否定できません。訴訟の帰趨が確定するまでは、既存キャラクターを連想させる画像の商用利用は避けるべきでしょう。



2025年6月に大手エンタメ企業がMidjourneyを提訴した件は、生成AIの法的リスクを意識する材料になります。
争点は既存キャラクターに酷似する出力や権利保護の仕組みが十分かといった点に置かれています。
法人が安全にMidjourneyを使うための5つの対策


Midjourneyを法人で商用利用する際は、著作権侵害リスクを最小限に抑えるための具体的な対策が欠かせません。以下の5つのポイントを実践することで、安全性を高められます。
具体的な著作物名をプロンプトに含めない
「ミッキーマウス」「スター・ウォーズ」など、著作権で保護された具体的なキャラクター名や作品名をプロンプトに使用しないことが最も重要な対策です。代わりに、「カートゥーン風のネズミ」「SF映画のロボット」など、一般的な表現や抽象的な指示を使うことで、著作権侵害リスクを低減できます。
Midjourneyは、プロンプトに含まれるキーワードを基に画像を生成するため、入力段階で著作物名を避けることが最も効果的な予防策となります。AIコンサルタントとして企業支援を行う中で、この基本ルールを社内に徹底するだけで、リスクの大半を回避できると実感しています。
ステルスモードを活用して社外への情報公開を制限
ProプランまたはMegaプランでステルスモードを有効化することで、生成画像とプロンプトが公開ギャラリーに表示されず、第三者による無断使用や模倣のリスクを軽減できます。特に、競合他社に戦略やデザインを知られたくない法人にとって、ステルスモードは必須の機能といえます。
ただし、この機能は著作権侵害そのものを防ぐものではなく、あくまで情報漏洩対策の一環として活用してください。
生成画像を使用する前に類似性をチェック
生成した画像を商用利用する前に、既存の著作物と類似していないかを必ず確認しましょう。Google画像検索や専門のツールを使って類似画像を検索し、既存キャラクターやロゴに酷似していないかをチェックすることが重要です。
特に、企業ロゴや有名キャラクターに似た要素が含まれる場合は、使用を避けるか、デザインを修正する必要があります。このチェック工程を省くと、後々大きなトラブルに発展する可能性があるため、面倒でも必ず実施すべきです。
取引先やクライアントにAI生成である旨を事前に伝える
制作物がAI生成画像であることを取引先やクライアントに事前に開示することで、後々のトラブルを防げます。特に、広告代理店やデザイン会社が顧客案件でMidjourneyを使用する場合、事前の同意取得は必須です。
透明性を保つことで、万が一著作権問題が発生した際の責任範囲を明確化でき、信頼関係の維持にもつながります。クライアントによってはAI生成画像の使用を好まないケースもあるため、契約段階で確認しておくと安心でしょう。
社内で利用ガイドラインを作成し共有する
法人として統一されたMidjourney利用ガイドラインを作成し、全社員に周知することが重要です。ガイドラインには、禁止すべきプロンプト表現、生成画像の確認フロー、著作権チェックの手順、ステルスモードの使用義務などを明記します。
社内ガイドラインを整備することで、法的リスクや情報セキュリティ上の課題に組織的に対応できます。技術導入と並行してガバナンス体制を整えることが、持続的な活用の鍵となります。



最も効果が大きいのは、著作物名・キャラクター名など特定性の強い語をプロンプトから排除することです。
加えて、生成物は使用前に類似画像検索などで点検し、外部の権利物に寄っていないか確認する工程が必要です。
ビジネスでのMidjourney活用事例
Midjourneyは、広告からWebコンテンツまで、多様なビジネスシーンで活用されています。具体的な企業事例を通じて、実践的な活用方法を見ていきましょう。
広告素材やSNS投稿用の画像作成
広告代理店のURBAN HACKSは、エンジニア・デザイナー募集の広告素材にMidjourneyで生成した画像を使用し、プロンプトも広告内に明記する透明性の高い手法を採用しています。このアプローチにより、AI活用に前向きな企業文化をアピールし、応募者の関心を集めることに成功しました。
また、化粧品メーカーのカオピーズでは、新商品イメージを短期間で100案以上生成し、従来の1/3にリードタイムを短縮しています。AIコンサルタントの視点では、こうした大量生成とA/Bテストを組み合わせることで、最適なクリエイティブを迅速に見つけられる点が大きなメリットです。
ECサイトの商品イメージやバナー制作
EC・小売業界では、Midjourneyを活用した架空商品画像やイメージ画像の生成が進んでいます。複数のビジュアルパターンを用意してA/Bテストを実施することで、ターゲット層ごとに最適な訴求方法を見つけられます。
従来はデザイナーに依頼していた作業が、社内で即座に対応できるようになり、コスト削減と制作スピードの向上を同時に実現しています。実務経験から言えば、特にシーズンごとのバナー更新やキャンペーン素材の制作において、Midjourneyの即応性は大きな競争優位性をもたらします。
プレゼンテーション資料やWebコンテンツ
株式会社アーキタイプが運営するStaffingサイトのマガジンでは、全てのサムネイル画像をMidjourneyで生成し、コンテンツの視認性向上に成功しています。
抽象的な概念を具体的なビジュアルで表現できるため、読者の理解度が向上します。AIコンサルタントとして企業支援を行う中で、プレゼン資料の質がビジネス成果に直結することを実感しており、Midjourneyはその改善に有効なツールといえるでしょう。
書籍の表紙デザインやパッケージデザイン
書籍の表紙デザインやパッケージデザインの分野でも、複数のデザイン案を短時間で生成できる特性が活用されています。デザイン工程の初期段階で複数の選択肢を視覚化できることは、意思決定の質を高める重要な要素となります。



広告やSNS素材では、短時間で多数案を出せるため、訴求の当たりを探索する用途と相性が良いです。
ECやバナー制作でも、季節・キャンペーンごとに大量パターンを用意でき、更新サイクルを回しやすくなります。
Midjourneyの導入手順|法人が契約する5つのステップ


Midjourneyを法人で導入する際は、アカウント作成から運用ルール整備まで、体系的な準備が欠かせません。以下の5ステップに従って進めることで、スムーズに導入できます。
MidjourneyはDiscordというチャットプラットフォーム上で動作するため、まずDiscordアカウントの作成が必要です。Discord公式サイトからメールアドレスを使って無料アカウントを登録します。
法人利用の場合、業務用メールアドレスで登録することで、アカウント管理が明確になります。Discordに不慣れな社員もいるかもしれませんが、基本的なチャット操作ができれば問題なく使えるでしょう。
Discordアカウント作成後、Midjourney公式サイトから「Sign Up」をクリックし、公式Discordサーバーに参加します。参加後は、複数のチャンネルが表示されますが、初めは「newbies」チャンネルで画像生成を試すことができます。
ただし、実際に画像を生成するには有料プランへの加入が必要です。サーバー参加は数分で完了するため、技術的なハードルは低いといえます。
年商が100万米ドル(約1億5,000万円)未満の企業は、全4プランから自由に選択できますが、それを超える企業はProまたはMegaプランへの加入が必須です。
月間の画像生成枚数が900枚以下ならStandardプラン、機密保持が必要ならProプラン、大量生成が必要ならMegaプランが適しています。継続利用を前提とする場合は、年額契約で20%割引を活用しましょう。
AIコンサルタントの立場から言えば、初期は月額プランで試し、使用感を確認してから年額契約に切り替えるアプローチが無難です。
プラン選択後、クレジットカード情報を入力して支払い設定を完了します。この際、Midjourneyの利用規約を必ず確認し、特に商用利用条件、年商基準、著作権の帰属に関する項目を理解しておくことが重要です。
法人の場合、請求書や領収書の発行が必要になることもあるため、事前にサポートに問い合わせることをおすすめします。経理処理の観点でも、支払い設定と規約確認は丁寧に行うべきでしょう。
Midjourney導入後は、社内で統一された運用ルールを整備することが成功の鍵です。具体的には、プロンプト作成のガイドライン、著作権チェックのフロー、ステルスモードの使用義務、生成画像の保存・管理方法などを文書化します。
AIツールは導入して終わりではなく、運用フェーズでの管理体制が成否を分けるため、この工程を軽視しないでください。適切な運用ルールが業務品質の向上につながります。



導入はDiscordアカウント作成→公式サーバー参加→プラン選定→支払い→社内ルール整備の流れです。
業務用メールでアカウントを統一すると、退職・異動時の管理も含めて運用が安定します。
GPU時間を効率的に使うコスト削減のコツ
Midjourneyの料金プランは、高速生成に使えるGPU時間によって画像生成枚数が決まります。GPU時間を効率的に活用することで、コストパフォーマンスを最大化できます。
Relaxモードを活用して時間を節約(Standard以上)
StandardプランとProプラン、Megaプランでは、Fast GPU時間を使い切った後もRelaxモード(低速生成)で無制限に画像生成が可能です。Relaxモードは生成速度が遅くなりますが、急ぎでない素材制作に活用すれば、Fast GPU時間を節約できます。
例えば、社内会議用の参考資料はRelaxモードで生成し、クライアント提出用の素材はFastモードで生成するなど、用途に応じて使い分けることが重要です。
プロンプトを工夫して一発で理想の画像を生成
プロンプトの品質が低いと、何度も再生成が必要になり、GPU時間を無駄に消費してしまいます。
具体的なスタイル指定(例:「photorealistic」「anime style」「watercolor painting」)、構図の指示(例:「close-up portrait」「wide angle landscape」)、色調の指定(例:「warm colors」「monochrome」)を組み合わせることで、一発で理想に近い画像を生成できます。
プロンプト作成のノウハウを社内で共有し、成功パターンを蓄積することが、最も効果的なコスト削減策といえます。
同時実行数の上限を理解して効率化
Midjourneyでは、プランごとに同時実行できるジョブ数に上限があります。BasicとStandardプランでは同時3ジョブ、ProとMegaプランでは高速12ジョブ、低速3ジョブまで同時実行が可能です。
複数の画像を効率的に生成したい場合は、上位プランへのアップグレードを検討することで、作業時間を大幅に短縮できます。時間的コストも考慮すれば、上位プランへの投資は十分にペイするケースが多いでしょう。



コストの実体はGPU時間の消費なので、用途ごとにFastとRelaxを切り替えるだけでも効率が上がります。
急ぎでない生成はRelaxに寄せ、提出物や締切のある制作だけFastを使う設計が無駄を減らします。
よくある質問|Midjourneyの法人利用について
法人がMidjourneyを導入する際に、多くの企業が抱く疑問とその回答をまとめました。
解約後も生成した画像は商用利用できますか?
はい、有料プラン加入中に生成した画像は、解約後も商用利用が可能です。Midjourneyの利用規約では、有料プラン契約中に作成した画像の著作権はユーザーに帰属し、その権利はプラン解約後も維持されると明記されています。
ただし、解約後に新規生成することはできないため、必要な素材は契約期間中にすべて作成しておくことをおすすめします。AIコンサルタントとして企業支援を行う中で、解約前に主要な素材パターンをストックしておく戦略を推奨しています。
複数人で1つのアカウントを共有しても問題ないですか?
いいえ、Midjourneyの利用規約では、アカウント共有は明確に禁止されています。登録アカウントは一人につき一つのみで、複数人での共有は規約違反となりアカウント停止のリスクがあります。
複数の担当者が使用する場合は、それぞれが個別のアカウントを持つ必要があります。実務的には、部署ごとにアカウントを分けて管理することで、責任範囲も明確になります。
請求書や領収書の発行は可能ですか?
Midjourneyでは、クレジットカード決済後に自動的に領収書がメールで送信されます。また、アカウント設定の「Billing」セクションから過去の請求履歴と領収書をダウンロードできます。
日本の企業向けに正式な請求書が必要な場合は、Midjourneyのサポートに問い合わせることで、別途対応してもらえる可能性があります。経理処理で困った場合は、早めにサポートに相談すると良いでしょう。
プラン変更はいつでもできますか?
はい、Midjourneyのプラン変更はいつでも可能です。アップグレードの場合は即座に適用され、残りの期間分は日割り計算で追加請求されます。ダウングレードの場合は、次回の更新日から新しいプランが適用されます。
月額契約から年額契約への変更も可能で、その場合は残期間分が調整されて年額料金が請求されます。柔軟にプラン変更できる点は、Midjourneyの大きなメリットといえます。
年商の基準となる100万ドルは日本円でいくらですか?
2026年1月時点の為替レート(1ドル=約150円)で計算すると、年商100万米ドルは約1億5,000万円に相当します。自社の年間総収益がこの基準を超える場合、Midjourneyの商用利用にはProプランまたはMegaプランへの加入が必須です。
この基準は、雇用主に代わってサービスを使用する従業員やオーナーに適用されるため、企業規模に関わらず年商で判断されます。為替レートは変動するため、契約時に最新のレートで確認することをおすすめします。


