Notionの商用利用はいくら?ビジネス導入の料金プランと禁止事項を解説

Notionの商用利用はいくら?ビジネス導入の料金プランと禁止事項を解説

「Notionを仕事で使いたいけど、商用利用は本当に大丈夫?」「無料プランでビジネス利用できるの?」「利用規約の禁止事項を知らずに使って、アカウント停止されたら困る」そんな不安を抱えていませんか?

Notionは無料プランでも商用利用が可能ですが、利用規約を理解せずに使い始めると、意図せぬ規約違反によるアカウント停止や情報漏洩のリスクがあります。特に、一般プランでは機密性の高い個人健康情報やクレジットカード情報の保存は推奨されず、第三者への譲渡・転貸の禁止など、知らずに違反してしまう項目が存在します。

本記事では、Notionの商用利用における利用規約の重要ポイントから、2026年最新の料金プラン比較、企業規模別の最適なプラン選び、セキュリティ対策、メンバーとゲストの使い分けまで、ビジネスでNotionを安全かつ効果的に活用するための全情報を網羅的に解説します。

この記事でわかること
  • Notionの無料プランで商用利用できる範囲と、チーム利用時の1000ブロック制限の回避方法
  • 利用規約で注意すべき行為(機密情報の取扱い・アカウント共有など)とアカウント停止を避けるポイント
  • 2026年最新の料金プラン4種(フリー・プラス・ビジネス・エンタープライズ)の違いと、企業規模別の最適な選び方
  • メンバーとゲストの課金の違いを活用した、コストを抑える使い分けのコツ
  • SAML SSOや監査ログなど、企業が押さえるべきセキュリティ対策と導入ステップ
目次

Notionは商用利用できる?まず知っておきたい基本知識

無料プランでもビジネス利用は可能

無料プランでも商用利用が認められているため、個人事業主や小規模チームでも安心して業務に活用できます。スタートアップ企業の多くが初期段階でフリープランを活用し、業務フローの構築やタスク管理を実施しています。

利用規約には「顧客データの所有権は利用者自身にある」と明記されており、作成した資料や情報は自社の資産として保護される仕組みです。個人利用(1名のみ)であればページとブロックを無制限に作成できる点は、他のビジネスツールと比較しても優れたコストパフォーマンスと言えるでしょう。

ただし「チーム利用」は1000ブロック制限に注意

フリープランで2名以上のメンバーを追加すると、ワークスペース全体で1000ブロックの制限が即座に適用されます。1ブロックとは、テキスト1行・画像1枚・データベースの1行など、Notion内の最小単位を指します。なお、ブロックを削除してもカウントは減りません。

5名のチームで週次ミーティングの議事録を作成する場合、1回の議事録で約50〜100ブロックを消費するため、10回程度のミーティングで上限に達してしまうでしょう。この制限を回避するには、プラスプラン(月額1,650円〜)へのアップグレードが必要です。

データの所有権は利用者にある

利用規約では「顧客データ(すべての知的財産権を含む)は、顧客およびそのライセンサーが所有する」と明記されており、企業が作成した情報の権利は完全に保護されます。他のクラウドサービスと比較しても明確な優位性があり、企業の機密情報を安心して保存できる根拠となっています。

ただし注意点として、外部サービスとの連携機能を有効化した場合、連携先のサービスがAPIを通じてデータにアクセスすることになります。連携設定を行う際は、事前に連携先のセキュリティポリシーを確認することが求められます。

以上を踏まえると、個人利用なら無料プランで十分、チーム利用ならプラスプラン以上が必須となります。

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無料枠でも業務で使い始められるため、小さく試してから運用に広げやすい設計です。
作成したページやデータは自社の情報資産として扱える前提があり、社内ナレッジの集約に向きます。

Notionのビジネス利用で絶対に守るべき禁止事項

商用利用を開始する前に、必ず確認しておきたいのが利用規約の禁止事項です。知らずに違反すると、アカウント停止のリスクがあります。

第三者への譲渡・転貸は規約違反になる

アカウントやライセンスを第三者に譲渡・転貸・共有する行為は、利用規約で明確に禁止されています。

禁止されている行為
  • 1つのアカウントを複数人で共有する
  • サブスクリプションを第三者に貸し出す
  • 業務プロセスアウトソーシングサービス(サービス局)として利用する

違反が発覚した場合、Notionはアカウントへのアクセスを一時停止または完全に終了する権利を有し、さらに違反による損害の補償を求められる可能性があります。

各ユーザーは固有のIDを使用しなければならず、ワークスペースオーナーは配下のユーザーの行為に対しても責任を負う点に注意が必要です。

機密情報の取り扱いには注意が必要

個人情報やクレジットカード情報の取り扱い

一般的なプラン利用では、個人健康情報(HIPAA法で定義されるもの)やクレジットカード情報(PCI DSS基準で定義される決済データ)の保存は推奨されません。

  • 人事部門が従業員の健康診断結果をNotionに保存する行為
  • 経理部門が顧客のクレジットカード番号を記録する行為

これらの医療情報を扱う必要がある場合は、エンタープライズプランでBusiness Associate Agreement(BAA)を締結することで、適切なセキュリティ設定の下で取り扱いが可能になります。

機密性の高い個人情報は専用の暗号化システムで管理し、Notionには業務フローや概要情報のみを記録する運用が望ましいでしょう。

違法コンテンツの利用

利用規約では、違法行為への関与、暴力的・有害なコンテンツ、児童の搾取、ヘイトスピーチなどのコンテンツ保存が厳格に禁止されています。また、以下のコンテンツはテンプレート公開時などに追加審査の対象となります。

追加審査の対象となるコンテンツ
  • 在宅ワーク・オンラインで稼ぐ・リード獲得の機会
  • ギャンブルサービス
  • オンライン取引・デイトレードのヒント

Notion AIを利用して誤情報を拡散する行為や、AI生成コンテンツを人間が作成したと偽る行為も禁止されています。

規約違反するとアカウント停止のリスクも

利用規約に違反した場合、Notionはアカウントへのアクセスを停止または契約を解除する権利を有します。是正の機会が提供される場合もありますが、具体的な期間は状況により異なります。契約終了時にはデータ取得期間が設けられることがありますが、その後はデータが削除される可能性があるため定期的なバックアップが推奨されます。

規約違反により第三者の知的財産権を侵害した場合や、Notionに損害を与えた場合は、利用者がNotionに対して補償責任を負うことになります。企業利用では、1ユーザーの違反行為がワークスペース全体のアカウント停止につながる恐れがあるため、社内での利用ガイドライン策定が不可欠です。

以上から、アカウント共有禁止、機密情報の適切な取り扱い、違法コンテンツの禁止の3点は必ず遵守すべきルールとなります。

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アカウント共有やライセンスの貸し借りは統制不能になりやすく、規約違反と判断されるリスクが高いです。
利用者ごとの識別が前提なので、誰が何をしたか追えない運用はトラブル時の復旧や監査にも弱くなります。

【2026年最新】Notionの料金プランを徹底比較

禁止事項を理解したら、次は自社に最適な料金プランを選びましょう。2025年5月の料金改定により、より分かりやすい体系に変更されています。

4つのプランの料金と主な機能

2025年5月の料金改定により、AI機能がプラン内に統合され、選択しやすい体系に変更されました。

プラン名月額(年払い)主な機能推奨対象
フリー¥0個人利用でブロック無制限、チーム利用は1000ブロック制限個人・小規模チーム試用
プラス¥1,650ブロック無制限、オートメーション機能、ファイル5GB少人数チーム
ビジネス¥3,150Notion AI実質無制限、SAML SSO、ページ履歴90日中規模組織、部門横断
エンタープライズ¥4,100監査ログ、SCIM、無制限ページ履歴大企業

個人ならフリー、少人数チームならプラス、AI活用+セキュリティ強化ならビジネス、大規模組織ならエンタープライズが最適な選択です。

年払いと月払いでどれくらい差が出る?

年払いを選択すると、月払いと比較して17〜19%の割引が適用され、大幅なコスト削減につながります。プラスプランを10名で利用する場合、月払いでは年間24万円(2,000円×10名×12ヶ月)かかりますが、年払いでは年間19.8万円(1,650円×10名×12ヶ月)となり、年間4.2万円の節約になります。

利用期間が10ヶ月以上見込める場合は年払いを、9ヶ月以下の短期利用や試験導入の場合は月払いを選択するのが賢明でしょう。支払い方法はクレジットカード・デビットカード・Apple Pay・Google Payのみで、返金は原則不可能な点に注意が必要です。

Notion AIの料金は別途必要か

2025年5月の料金改定以降、Notion AIは単独で契約することができなくなり、ビジネスプラン以上に含まれる形で提供されています。フリープランとプラスプランでは、ワークスペース全体でお試し利用が可能です。メンバー数が少ない場合は約20回程度、チーム利用の場合は最大500回程度の無料枠が提供され、この回数は期間によって更新されることはありません。

ビジネスプラン(月額3,150円〜)にアップグレードすることで、文章の自動生成・要約・データベース内の自動タグ付け・会議の文字起こしなどのAI機能を実質無制限に利用できるようになります。従来は追加料金(月額1,350円〜1,650円)が必要でしたが、現在はプラン内に統合され、よりシンプルな料金体系になっています。

結論として、Notion AIを本格活用するならビジネスプラン以上が必須、年払いで約20%節約可能という点を押さえておきましょう。

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料金は機能差というより、運用の上限と管理機能の強さに段階があると捉えると選びやすいです。
小規模ではブロック制限の有無が効きやすく、共同編集が前提なら早めのアップグレードが結果的に安く済みます。

企業規模別|あなたの会社に合うプランの選び方

料金体系を理解したら、自社の規模と要件に合わせた最適なプランを選択しましょう。

フリープランが向いているケース

個人利用またはトライアル段階の方

個人事業主やフリーランスがタスク管理・メモ・情報整理に活用する場合に最適なプランです。GMOペパボなどの大手企業でも、社員が個人的にフリープランを試してから組織導入を提案したケースが多くあります。

  • ブロック数が無制限(個人利用時)
  • データベース機能・カスタムプロパティが使える
  • ボタンによる自動化・Web公開機能が利用可能

まず個人でタスク管理や議事録作成に3ヶ月間利用し、業務効率化の効果を実感してから有料プランへの移行を検討するのが賢明でしょう。

複数人での利用は実用性が低い理由

2名以上のメンバーを追加すると、ワークスペース全体で1000ブロックの制限が即座に適用され、実務での活用が困難になります。5名のチームで週次ミーティングの議事録を作成する場合、1回の議事録で約50〜100ブロックを消費するため、10回程度のミーティングで上限に達します。

上限に達すると新規コンテンツを一切追加できなくなり、既存のコンテンツを削除しない限り作業を継続できないため注意が必要です。ゲスト機能(上限10名)を活用すれば簡易的なチーム利用は可能ですが、ゲストには編集権限が制限されるため、本格的なコラボレーションには向きません。

プラスプランが向いているケース

少人数チームでの利用

スタートアップや部門単位での利用に最適で、サイバーエージェントやLayerXなどの成長企業で採用されています。2名以上のメンバーでもブロック数が無制限になり、オートメーション機能によるタスクの自動化、無制限のチャート表示、ファイルサイズ上限5GBまでの対応が可能です。

10名の営業チームで顧客管理データベースを運用する場合、月額16,500円で本格的なCRMシステムとして活用できるのが魅力です。GMOペパボでは小規模チーム単位でプラスプランを導入し、部門横断的なプロジェクト管理に成功しています。

年払いなら月額1,650円で基本機能が使える

年払いを選択することで、月額換算1,650円でプラスプランの全機能を利用でき、月払い(2,000円)と比較して年間4,200円/人の節約になります。注目すべきは、オートメーション機能による業務効率化効果です。

タスクが完了したら自動的にSlack通知を送る、特定の条件でプロパティを自動編集するなどの設定により、月3〜5時間の作業時間削減が見込めます。時給3,000円で試算すると月9,000〜15,000円相当の効果が見込まれ、投資対効果は5倍以上になる可能性があります。

ビジネスプランが向いているケース

部門横断チームやプロジェクト管理に

複数部門が協働するプロジェクトや、情報セキュリティが重視される企業に最適なプランです。トヨタ自動車では社内のデジタル化推進にNotionを採用し、部門横断的なワークフロー改善に活用しています。

Notion AI機能により、会議の文字起こし・議事録の自動要約・データベースの自動タグ付けが可能になり、従来手作業で行っていた業務を大幅に削減できます。成長企業では、Notion AIを活用することで議事録作成時間の大幅な短縮など、業務効率化を実現しています。

SAML SSOなどのセキュリティ機能が必要な企業

ビジネスプラン以上では、SAML SSO(シングルサインオン)機能により、企業の既存ID管理システム(EntraID、Okta、OneLoginなど)と連携したログイン管理が可能です。退職者のアクセス権限を一元管理でき、セキュリティリスクを大幅に低減できます。

大手組織では、SAML SSOを活用して大規模なユーザー管理を効率化しています。ページ履歴が90日間保存されるため、誤って削除したコンテンツの復元や、編集履歴の追跡が容易になります。

エンタープライズプランが向いているケース

大規模組織での利用

100名以上の大規模組織での導入に最適なプランです。ページ履歴が長期間保存されるため(ビジネスプランの90日よりも長期間)、長期的なバージョン管理が必要なプロジェクトや、コンプライアンス要件が厳しい業界でも安心して利用できます。

ゲスト招待数も250名以上に拡大されるため、取引先や外部パートナーとの大規模なコラボレーションが可能です。100名規模の組織では管理工数が指数関数的に増加するため、エンタープライズプランの高度な管理機能が投資対効果の面で有利になるでしょう。

監査ログや高度な権限管理が必須な場合

監査ログ機能により全ユーザーの操作履歴を記録・追跡でき、情報漏洩の早期発見やコンプライアンス対応が可能です。

エンタープライズプランの主要機能
  • SCIM(System for Cross-domain Identity Management)によるユーザープロビジョニング
  • 監査ログによる全操作履歴の記録
  • Notion AI利用時のゼロデータ保持ポリシー
  • 長期間のページ履歴保存(ビジネスプランの90日よりも長期間)

金融機関や医療機関など、厳格なセキュリティ基準が求められる業界では、これらの機能が導入の必須要件となります。

以上を整理すると、個人はフリー、少人数チームはプラス、AI+セキュリティ重視はビジネス、大規模組織はエンタープライズを選ぶのが最適です。

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個人や検証段階は無料で十分ですが、複数人運用は上限が早く来るため最初から前提を分けるのがコツです。
小チームでの情報共有はページ数より更新頻度が効くので、制限で止まるかどうかが生産性を左右します。

セキュリティ対策はどこまで必要?企業が押さえるべきポイント

プラン選択と同じくらい重要なのがセキュリティ対策です。企業規模や業種に応じて、必要な対策レベルが異なります。

ビジネスプラン以上で使えるセキュリティ機能

SAML SSO(シングルサインオン)により、EntraIDやOktaなどの企業向けID管理システムと連携した認証が可能になります。パスワード管理の負担を軽減し、退職者のアクセス権限を即座に無効化できます。

プライベートチームスペース機能では、特定のチームメンバーのみがアクセスできる閉鎖的な作業領域を作成でき、機密プロジェクトの情報漏洩リスクを低減します。

ページ履歴が90日間保存されるため、誤削除や不正な編集があった場合でも迅速に復元できます。一定規模以上の企業では、これらのセキュリティ機能が情報管理の重要な要件になると考えられます。

エンタープライズプランの高度なセキュリティ

SAML SSOとSCIMによるユーザー管理

SAML SSOに加えてSCIM(System for Cross-domain Identity Management)によるユーザープロビジョニングが利用できます。SCIMを導入することで、人事システムでの従業員情報の変更(入社・異動・退職)が自動的にNotionに反映され、手動でのアカウント管理作業が不要になります。

従業員が退職した際に人事システムで処理を行うと、Notionのアクセス権限も自動的に無効化されるため、退職者による情報持ち出しのリスクを最小化できます。大規模組織では、この機能を活用して数百名規模のユーザー管理を効率化できます。

監査ログで操作履歴を追跡する

全ユーザーの操作履歴(ページの閲覧・編集・削除・共有設定の変更など)を詳細に記録・追跡できます。情報漏洩が発生した際の原因究明や、不正アクセスの早期発見が可能になります。

金融機関や医療機関など、コンプライアンス要件が厳しい業界では、監査ログの保存が法的義務となる場合があり、エンタープライズプランの必須機能となります。

監査ログをSIEMやDLPツールと統合することで、異常な操作パターンの検知など、高度なセキュリティ分析が可能になります。

情報漏洩を防ぐための運用ルール

企業でNotionを導入する際は、技術的なセキュリティ機能に加えて、社内の運用ルールを明確化することが不可欠です。

策定すべき運用ルール
  • 一般プランでは機密性の高い個人健康情報やクレジットカード情報の保存は推奨されない
  • 外部公開ページの承認フロー
  • ゲスト招待時の権限レベルの基準
  • 定期的な権限の見直し
  • 退職者のアクセス権限の即時削除

大手企業では、Notion導入時に社内ガイドラインを策定し、部門ごとのセキュリティポリシーを統一することで、安全な運用を実現しています。

ワークスペースオーナーは配下のユーザーの行為に責任を負うため、定期的な権限の見直しと、退職者のアクセス権限の即時削除が重要です。半年に1度のセキュリティ監査と、新入社員へのNotion利用研修の実施が望ましいでしょう。

結論として、一定規模以上の企業ならビジネスプラン、大規模組織または金融・医療機関ならエンタープライズプランのセキュリティ機能が必須となります。

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認証と権限の統制が基本で、退職や異動に追随できない状態が一番の事故要因になりがちです。
限定公開の作業領域や履歴管理は、誤操作や内部不正の検知と復旧に直結するので重要度が高いです。

メンバーとゲストの違いは?課金で損しない使い方

料金プランを選ぶ際に見落としがちなのが、メンバーとゲストの使い分けです。適切に活用すれば、コストを大幅に抑えられます。

「メンバー」は課金対象になる

ワークスペースの正式なメンバーとして登録されたユーザーで、有料プランでは1名ごとに課金されます。プラスプランで10名のメンバーを登録すると、月額16,500円(1,650円×10名)の費用が発生します。

メンバーは、ワークスペース内の全てのページにアクセスでき、新規ページの作成、データベースの編集、チームスペースの管理など、フル機能を利用できます。

課金のタイミングは、メンバーを追加した時点から日割り計算で開始され、月の途中で削除した場合は未使用分がクレジットとして次回請求から差し引かれる仕組みです(クレジットは生成日から6ヶ月で失効)。誤ってメンバーを追加した場合は、請求日から3日以内にサポートへ連絡すれば返金も可能です。常時利用するユーザーのみをメンバーとして登録し、一時的なコラボレーターはゲストで対応することでコストを抑えられます。

「ゲスト」なら無料で招待できる

特定のページのみにアクセスできる外部ユーザーで、課金対象にはなりません。ゲストは、招待されたページとそのサブページのみを閲覧・編集でき、ワークスペース全体にはアクセスできないため、取引先や外部パートナーとの情報共有に最適です。

クライアントとプロジェクトの進捗を共有する場合、プロジェクト専用ページにゲストとして招待すれば、追加費用なしで協働できます。ただし、ゲストには新規ページの作成権限やワークスペース全体の検索機能がないため、頻繁に情報を更新するユーザーにはメンバー登録が適している点に注意しましょう。

ゲストを招待できる数をプラン別で紹介

プラン名ゲスト招待可能数適した用途
フリー最大10名個人事業主が少数のクライアントと情報共有
プラス最大100名中小企業が複数の取引先と同時にプロジェクト進行
ビジネス最大250名大規模なエコシステムでの協働
エンタープライズ250名以上(増加可能)大規模なエコシステムでの協働

ゲスト数の上限を考慮したプラン選択が重要です。50社の取引先と情報共有が必要な場合、フリープランでは運用不可能なため、プラスプラン以上が必須になります。ゲストが編集可能な権限を付与する場合は、誤って機密情報にアクセスされないよう、ページ単位での権限設定を慎重に行う必要がある点も忘れずに。

結論として、常時利用する社員はメンバー登録、外部パートナーや一時的なコラボレーターはゲスト招待で対応することで、コストを最大限に抑えられるのです。

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費用は人数比例なので、常時編集する人だけをメンバーに寄せるだけで支出を大きく抑えられます。
ゲストはページ単位で閉じた共有に向くため、取引先や短期協業の相手には扱いやすい形です。

Notion導入の3ステップ|トライアルから本格運用まで

ここまでの情報を踏まえて、実際の導入ステップを確認しましょう。段階的に進めることで、失敗のリスクを最小化できます。

STEP
フリープランで機能を試す

個人アカウントを作成してフリープランで基本機能を体験することから始めましょう。公式サイトからメールアドレスまたはGoogleアカウントで数分以内に登録でき、クレジットカード情報の入力は不要です。

まず自分のタスク管理や議事録作成に2〜3週間利用し、データベース機能やテンプレートの使い勝手を確認することをお勧めします。GMOペパボなどの大手企業では、個人がフリープランで試した後、部門単位での導入を提案し、最終的に全社展開に至るケースがあります。

無料トライアル期間の制限はなく、期限なく試せるため、焦らず機能を習得できるのが魅力です。

STEP
利用規約の重要箇所を確認する

ビジネス利用を開始する前に、Notionの利用規約の重要箇所を必ず確認しましょう。

  • 禁止事項(一般プランでは機密性の高い個人健康情報やクレジットカード情報の保存は推奨されない、第三者への譲渡・転貸の禁止など)
  • データの所有権(利用者に帰属)
  • 契約条件(返金ポリシー、ダウングレードの制限など)
  • 外部サービスとの連携(データ転送の許可)

公式サイトの利用規約は英文のため、必要に応じて専門家による日本語訳を参照するか、法務部門のレビューを受けることを推奨します。

STEP
社内要件に合わせてプランを選ぶ

フリープランでの試用と利用規約の確認が完了したら、企業の要件に合わせて最適なプランを選択します。

少人数チームでオートメーション機能が必要な場合はプラスプラン、Notion AIによる業務効率化とセキュリティ強化が必要な場合はビジネスプラン、大規模組織で監査ログや高度な権限管理が必須の場合はエンタープライズプランを選びます。

大手企業では、部門ごとの要件を精査した上で段階的に導入を進め、全社でのNotion活用を実現しています。まず小規模なパイロットプロジェクトで3ヶ月間運用し、費用対効果を検証してから全社展開することが成功のカギです。

以上の3ステップを踏むことで、Notionを安全かつ効果的に導入でき、アカウント停止や想定外のコスト発生などのリスクを最小化できるでしょう。

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まずは個人で使い勝手を確認し、どの情報をどの粒度で残すかを決めると後工程が軽くなります。
次に規約と社内ルールのすり合わせを行い、禁止事項と保存してよい情報の範囲を明確にします。

よくある質問|Notionの商用利用で気になること

導入を検討する際によく寄せられる質問をまとめました。疑問を解消してから、安心して導入を進めましょう。

無料プランのまま仕事で使い続けても問題ない?

無料プランで商用利用を続けることは、Notionの利用規約で明確に認められており、法的に全く問題ありません。

多くのフリーランスや個人事業主が、無料プランでクライアント管理やプロジェクト管理を行っています。ただし、個人利用の場合はブロック数無制限ですが、2名以上のメンバーを追加すると1000ブロック制限が適用されるため、本格的なチーム利用には実用性が低い点に注意が必要です。

無料プランは個人の生産性向上には十分ですが、企業としてのデータ管理やセキュリティ対策を考慮すると、ビジネスプラン以上への移行を検討すべきでしょう。

途中でプラン変更やダウングレードはできる?

プランのアップグレードはいつでも可能で、変更は即座に反映されます。ダウングレードは現在のサブスクリプション期間終了後に適用されます。ただし、月額プランでサインアップ後3日以内、年間プランで30日以内にダウングレードすれば全額返金されます。ダウングレードを希望する場合は、現在の契約期間終了の60日前までにNotionに書面で通知する必要があります。

プランをダウングレードすると、一部のコンテンツ・機能・容量が失われる可能性があり、Notionはその損失について責任を負わないため注意が必要です。年払いを選択する前に、最低でも10ヶ月以上の継続利用が見込めるか慎重に判断することをお勧めします。

解約したらデータはどうなる?

Notionを解約した場合、契約終了後30日間はすべてのデータに電子的にアクセスでき、この期間内にエクスポート機能でデータをバックアップできます。30日間の猶予期間が過ぎると、Notionはすべてのデータを削除する権利を有し、その後はデータの保管義務を負いません。

エクスポート形式は、HTML・Markdown・CSV・PDFから選択でき、他のツールへの移行も比較的容易です。解約を検討する際は、必ず30日以内に全データをエクスポートし、ローカルまたはクラウドストレージに保存することを強く推奨します。

日本語でのサポートは受けられる?

公式サポートは基本的に英語で提供されていますが、公式ヘルプセンターは日本語化されており、多くの質問は自己解決できます。エンタープライズプランでは専任のカスタマーサクセスマネージャーが配置されます。

ノースサンドなどの日本国内のNotion認定パートナー企業を通じて導入すると、日本語での導入支援やトレーニングを受けられるのが大きなメリットです。トヨタ自動車(未来創生センター)はノースサンド社の支援を受けてNotionを導入し、日本語での手厚いサポートを受けています。一部の企業では、ノースサンドの支援により3ヶ月で全社導入を完了した事例もあります。

請求書払いに対応している?

標準的な支払い方法は、クレジットカード・デビットカード・Apple Pay・Google Payのみで、請求書払いには対応していません。ただし、ノースサンド社などの日本国内のNotion認定パートナーを通じて契約すると、日本円での請求書払いに対応できます。

ノースサンド社では、Notion本体の契約とNotion AIの契約も一括して日本円で請求書発行が可能で、経理処理が簡素化されます。企業の経理規定で請求書払いが必須の場合は、認定パートナー経由での導入を検討することをお勧めします。パートナー経由でも料金は公式価格と同じため、追加コストは発生しません。

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