ChatGPTの導入方法・事例を徹底解説|日本の導入企業・活用事例も

ChatGPTを導入する企業が増えています。

農林水産省もChatGPTを導入し、話題になりました。

そこで今回はChatGPTの導入方法を解説。

活用方法や導入事例についても説明していますので、ChatGPTの導入を検討している方は是非参考にしてください。

この記事でわかること
  • ChatGPTの導入方法と注意点、メリット
  • 日本の官公庁や大手企業での導入事例
  • 個人やビジネスでのChatGPT活用方法を解説

AIで業務の自動化・効率化をしたい!だけど何から始めていいのかわからない・・・」という方はご気軽にご相談ください!

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目次

ChatGPTとは?プラン別導入料金

ChatGPTとは

ChatGPTとは、OpenAI社が開発した対話型AIです。

大規模言語モデル(LLM)を搭載していることから、インターネット上の膨大なテキストデータから言語の法則性を学習。

自然な会話が可能で、エッセイや小説、プログラミングコードなど様々なものを生成することが可能です。

ChatGPTの導入費用

ChatGPTには様々なプランがあります。

無料で利用できるものや、OpenAI社のAPIを利用するサブスクリプションモデルも提供されています。

スクロールできます
サービス概要料金
無料版ChatGPT     ・OpenAIの自然言語処理モデルGPT-3.5を利用可能無料
ChatGPT Plus・GPT-4を利用可能
・応答速度が向上し、新機能への優先的なアクセスが可能
月額20ドル
ChatGPT Team・チーム利用に特化
・高度なモデルと分析機能を提供
月額30ドル
ChatGPT Enterprise・企業向けに提供
・最高レベルのセキュリティとプライバシー対策
利用状況で変動
ChatGPT API・開発者が自然言語処理を行う際に使われるAPI✅テキスト生成(ChatGPT、davinci): 1,000トークン$0.02
✅テキスト生成(gpt-3.5-turbo): 1,000トークン$0.002
✅ChatGPT Plusユーザー向けの優先アクセス・速度向上: $20/月
OpenAI Playground・OpenAIの強力な自然言語処理モデルを試用可能使用するモデルと生成するトークンの量で変動

1-3 ChatGPTの種類

ChatGPTにはいくつかの種類があり、ユーザーのニーズに合わせて選択することができます。

主なものは以下の通りです。

  • 無料版ChatGPT
  • ChatGPT Plus
  • ChatGPT Team
  • ChatGPT Enterprise
  • ChatGPT API

無料版ChatGPT

  • OpenAIの自然言語処理モデルGPT-3.5を利用可能
  • 無料で利用できるため、初めてChatGPTを試す方におすすめ

ChatGPT Plus

  • GPT-4を利用可能
  • 応答速度が向上し、新機能への優先的なアクセスが可能
  • 月額20ドルの有料プラン

ChatGPT Team

  • チーム利用に特化したプラン
  • 高度なモデルと分析機能を提供
  • 月額30ドルで提供
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ChatGPT Enterprise

  • 企業向けに提供されるプラン
  • 最高レベルのセキュリティとプライバシー対策が施されている
  • 利用状況に応じて料金が変動
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ChatGPT API

  • 開発者が自然言語処理を行う際に使われるAPI
  • テキスト生成や優先アクセスなどの機能を提供
  • 利用量に応じた従量課金制
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ChatGPTの導入方法

デバイス別ChatGPTの導入方法

ChatGPT利用登録方法

STEP
公式サイトから「Sign up」
STEP
アカウント登録
STEP
SNS承認

Web

OpenAI公式サイトにアクセスし、アカウントを作成。

無料でGPT3.5を利用することが可能です。

ChatGPTには様々なプランがあり、追加料金を支払うことでそれらも導入することができます。

PCやタブレットからWebブラウザで手軽にアクセスできます。

iOS(iPhone)

App Storeから「ChatGPT」の公式アプリをインストール。

アプリ内でOpenAIアカウントにログインすれば、すぐにChatGPTが利用できます。

Android

現在Android端末向けの公式アプリは提供されていません。

そのため、Android端末のユーザーはWebブラウザ経由でWebサイトにアクセスしましょう。

これによって、AndroidスマホやタブレットからでもChatGPTの利用が可能になります。

ChatGPTのインストール・ダウンロード方法

Web版ChatGPT

web版では特にインストール・ダウンロードの必要はありません。

STEP
アクセス

Web版ChatGPTは特別なインストールは不要です。

ブラウザから

https://chat.openai.com/ 

にアクセスするだけで利用可能です。

STEP
アカウント作成

OpenAIのアカウントを作成するか、Googleアカウントでログインします。

ログイン後、すぐにChatGPTを使い始めることができます。

iOS版ChatGPTアプリ

STEP
App Store

iPhoneまたはiPadでApp Storeを開きます。

STEP
アカウント作成

検索バーに「ChatGPT」と入力し、検索します。

STEP
ダウンロード

公式のChatGPTアプリをタップし、「入手」ボタンを押してダウンロードを開始します。

STEP
ログイン

ダウンロードが完了したら「開く」ボタンを押してアプリを起動し、OpenAIアカウントでログインします。

Windows版ChatGPTアプリ

STEP
リリースページ

GitHubのChatGPTデスクトップアプリのリリースページ

https://github.com/lencx/ChatGPT/releases

にアクセスします。

STEP
ダウンロード

最新バージョンの

ChatGPT_x.x.x_x64_en-US.msi

をダウンロードします。

STEP
インストール

ダウンロードしたmsiファイルを実行し、インストーラーの指示に従ってインストールを完了します。

STEP
ログイン

インストール後、アプリを起動しOpenAIアカウントでログインします。

Mac版ChatGPTアプリ

STEP
リリースページ

GitHubのChatGPTデスクトップアプリのリリースページ

https://github.com/lencx/ChatGPT/releases

にアクセスします。

STEP
ダウンロード

最新バージョンの

ChatGPT_x.x.x_x64.dmg

をダウンロードします。

STEP
ドラッグ&ドロップ

ダウンロードしたdmgファイルをダブルクリックしてマウントし、ChatGPTアプリを「アプリケーション」フォルダにドラッグ&ドロップします。

STEP
ログイン

「アプリケーション」フォルダからChatGPTアプリを起動し、OpenAIアカウントでログインします。

【官公庁・企業】ChatGPT実際の導入事例・活用事例

官公庁における実際のChatGPT導入事例・活用事例

農林水産省:2023年4月~ChatGPTを導入。補助金申請マニュアルの改訂などに活用
文部科学省:教育現場でのChatGPTを取り扱いに関するガイドラインの作成を進めている
東京都:2023年4月にChatGPT導入検討を発表
横須賀市:試験的に導入。文章作成などに活用

参考: NHK
参考: 文部科学省
参考: 朝日新聞
参考: 横須賀市

日本企業の実際のChatGPT導入事例・活用事例

  • 伊藤忠商事株式会社:「生成AI研究ラボ」を設立し業務改革に取り組む
  • パナソニックホールディングス :対話型を全社員利用可能に
  • ベネッセホールディングス :自社専用チャットGPT活用
  • 三井住友フィナンシャルグループ – 4月に導入を発表
  • ソフトバンク:コールセンター業務を自動化

参考:伊藤忠商事株式会社
参考:日経新聞
参考: ソフトバンク

ChatGPT活用アイデア

個人でのChatGPT活用アイデア

  • 論文などの執筆支援
  • プログラミングの学習やコーディング支援
  • 課題や宿題の調査、アイデア出し
  • 外国語の翻訳や学習

アイディア出し、箇条書きにしたメモの文章化、情報収集など筆者もChatGPTを個人で活用しています。

こちらは実際に筆者が情報収集に活用した際の画像です。

情報を表にしたい時など、こまごまとした作業にも活用が可能。

細かい作業の効率化が積み重なることで、大幅な時短に行き着くこともあります。

ビジネスでのChatGPT活用アイデア

  • 企画のアイデア出しと文案作成
  • FAQ自動生成
  • 社内教育研修コンテンツの作成
  • 業務の仕組み化

筆者も実際に、ビジネスでChatGPTを利用しています。

専門的な領域の対応はもちろん、クライアントに提出する資料のアイディアだしなど補佐など様々なところで幅広く活躍しています。

特に、以下の画像のような専門性が高い内容でエラーの原因を突き止める用途にも非常に活躍します。

筆者の知り合いで、ビジネスにChatGPTを利用している経営者は、自分や会社の情報を読み込ませオリジナルChatGPTを作成している方々がしばしばいます。

会社資料を読み込ませることで、保険資料など細かい情報をすぐに出すことができて便利だと語っていました。

企業のAI利用で大規模なリストラか

https://twitter.com/shota7180/status/1761632148866638072

2024年1月アメリカでは8万人以上がリストラ。

その原因の一つはAIの導入であると言われています。

自動化できるところを自動化し、創造性を必要とする場面にコストをかけることで、コストカットだけではなく生産性の向上も図ることができます。

ChatGPT業務導入のメリットと注意点

ChatGPTの業務導入の注意点4点

  • アウトプット内容が嘘
  • 情報漏洩
  • 著作権違反
  • 模倣サイトのウイルス

ChatGPTが嘘をつく可能性

ChatGPTは学習データに基づいて応答しているため、間違った情報をアウトプットする場合があります。

特に最新の出来事については要注意。

重要な内容の場合には、ファクトチェックをする必要があります。

情報漏洩のリスク

機密情報がOpenAIのシステムに残る可能性があります。

ChatGPTはプランによってセキュリティー状況も異なるのでしっかりとチェックしましょう。

著作権違反

ChatGPTの出力結果には、著作権で保護されている情報が含まれている可能性があります。

営利目的で利用する場合は、著作権的に問題がないか必ず確かめましょう。

模倣サイト

ChatGPTの模倣サイトに注意が必要です。

OpenAI公式サイト以外からダウンロードしたりアクセスしたりすることで、マルウェア感染などのリスクが高まります。

ChatGPTの業務導入のメリット4選

  • 業務効率化
  • コスト削減
  • 別視点からの情報獲得
  • 自動化による即時対応

業務効率化

ChatGPTを導入することで、文章作成や計算、プログラミングなど、さまざまな業務をサポートが可能。

単純作業を自動化することで、人的リソースを本来の創造的な業務に振り分けられ、全体的な業務効率を大幅に図ることができます。

コスト削減

ChatGPTを活用することで、人件費を大幅に削減できる可能性があります。

低コストで高度な知的生産性が得られるため、企業の収益性向上にもつながります。

別視点からの情報獲得

ChatGPTは人間とは異なる視点から情報を捉え、独自の意見をアウトプットすることが可能。

この機能を活用することで、ビジネスの新しいアイデアや着眼点を得ることができるかもしれません。

自動化による即時対応

チャットボットを作ることで、顧客の問い合わせに24時間365日の即時対応が可能になります。

即時対応することで顧客満足度の向上も図れます。

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